要点
- 同一ファイルの領域共有:各コピーは名前、日付、タグを保ったまま元の場所に残りますが、データはFinderで複製したときと同じように1回分だけ保存されます。
- 使っていないファイルの圧縮:2か月使っていないファイルをmacOS自身が圧縮し、これまでとまったく同じように開けます。取り消すこともできます。
- 検索は無料です。「領域を共有」と「圧縮」にはProが必要です。ファイルが削除されることはありません。
削除せずに容量を解放する方法
- 「削除せずに解放」を開く サイドバーの「概要」にある「削除せずに解放」をクリックします。現在のスキャンの場所を検索します。スキャンしていない場合はホームフォルダを検索します。
- 検索が終わるのを待つ MoreRoomは1MB以上のファイルを調べ、同じサイズのファイルどうしを比較してから中身を確認します。いつでもキャンセルできます。
- 重複ファイルの領域を共有する 「同一ファイルで領域を共有」の下でサイズの大きいグループを確認し、「領域を共有」をクリックして確定します。
- 使っていないファイルを圧縮する 「あまり使わないファイルの容量を削減」の下で一覧のフォルダを確認し、「圧縮」をクリックして確定します。
同一ファイルで領域を共有する
AppleのAPFSファイルシステムでは、2つのファイルが、どちらかが変更されるまでディスク上の同じデータを共有できます。Finderでファイルを複製したときに行われているのがこれです。MoreRoomは同じファイルのコピー(ダウンロード、インストーラ、シミュレータのデータ、パッケージなど)を見つけ、このようなクローンに変換します:
- どのコピーも元の場所に残り、名前、日付、タグもそのままで、これまでどおり開けます。
- データは1回分だけ保存されるので、余分なコピーは容量を使わなくなります。
- あとで1つのコピーを編集すると、macOSがそのコピーに改めて専用の領域を割り当てます。ほかのコピーは変わりません。
「同一ファイルで領域を共有」のカードには、いくつのグループでどれだけの容量を共有できるかが表示され、「サイズの大きいグループ」にそのグループが一覧表示されます(例:「3 個のコピー(各 1.2 GB)」)。Finderで表示するボタンもあります。「領域を共有」(Pro)をクリックすると、MoreRoomは直前にすべてのファイルをもう一度確認し、変更されたファイルや使用中のファイルには手を付けません。解放された容量と、領域を共有するようになったコピーの数がメッセージで表示されます。
取り消す必要はありません。各ファイルは引き続き、完全で独立したファイルです。
あまり使わないファイルの容量を削減する
macOSはファイルを圧縮して保存し、読み込むときにその場で展開できます。macOSは自身の多くのファイルにもこの仕組みを使っています。MoreRoomは、2か月使っていないファイルのうち、よく圧縮できるものにこれを適用します:
- 「あまり使わないファイルの容量を削減」のカードには、いくつのファイルでどれだけの容量を節約できるかと、最も節約できるフォルダが表示されます。
- 「圧縮」(Pro)をクリックして確定します。各ファイルは圧縮した状態でコピーされ、元と同一であることを確認したうえで置き換えられます。使用中のファイルや途中で変更されたファイルには手を付けません。
- ファイルは元の場所に残り、これまでとまったく同じように開けます。
元に戻すには、同じカードの「前回の圧縮」の横にある「取り消す」をクリックします。ファイルが元の形式に戻ります。複数回圧縮した場合は、1回ずつ順番に取り消してください。
検索する場所
検索の対象は、最後にスキャンした場所(たとえばMacintosh HD)、まだスキャンしていない場合はホームフォルダで、1MB以上のファイルだけです。設定 › 除外に表示されているフォルダはスキップされます。大きな変更をしたあとは、「再検索」をクリックしてください。
知っておきたいこと
- 共有されたコピーはディスク上では1回分として数えられますが、Finderでは各ファイルのサイズがすべて表示されます。数値が異なる理由をご覧ください。
- 共有されたファイルを別のディスクにコピーすると、通常どおりすべてのデータがコピーされます。
- クローンについては、ガイドMacの重複ファイルとAPFSクローンの仕組みで詳しく説明しています。