結論
アプリとその関連ファイルを無料で手軽にアンインストールしたいだけならAppCleanerを。アンインストールが、ディスク容量を把握して空けるという、より幅広い目的の一部であるならMoreRoomを選びましょう。
要点
- AppCleanerは、FreeMacSoftの小さな無料アンインストーラです。アプリをウインドウにドロップすると、関連ファイルを見つけてくれます。
- 2026年10月時点で、AppCleaner 3.7はmacOS 15以降に対応しており、それ以前のシステム向けには古いバージョンが提供されています。
- MoreRoomには残りのファイルも見つけるアンインストーラがあり、1つずつなら無料、複数のアプリをまとめて削除するならProで使えます。
- MoreRoomはさらに、ディスク全体をマップで表示し、「システムデータ」を解説し、容量を大量に使うことで知られる249種類のデータを認識します。
- アプリをアンインストールするだけなら、AppCleanerで十分で、費用もかかりません。
| — | MoreRoom | AppCleaner |
|---|---|---|
| 価格 | 無料。Proは年額$19.99または1回限り$39.99 | 無料ダウンロード(寄付歓迎) |
| 開発元 | Yando Pte. Ltd. | FreeMacSoft |
| 必要なmacOS | macOS 15 Sequoia | バージョン3.7はmacOS 15。macOS 10.10〜15.6向けに古いバージョンあり |
| 入手方法 | 直接ダウンロード(署名・公証済み) | freemacsoft.netから直接ダウンロード |
| 主な目的 | ストレージマネージャ | アプリのアンインストーラ |
| 残りのファイルを含めたアプリのアンインストール | あり。1つずつなら無料、複数まとめてはPro | あり。アプリをウインドウにドラッグ&ドロップ |
| ディスク全体の表示 | ツリーマップ、リング、リスト。「システムデータ」の内訳 | なし |
| 既知のフォルダの説明 | 「安全に削除可能」/「先に確認」バッジ付きの249のルール | なし |
| ファイルの削除方法 | まずゴミ箱へ、取り消し可能。各ツールの公式コマンドは元に戻せない旨を表示 | 開発元のサイトに記載なし |
価格と機能は各開発元が公開している情報に基づきます(2026年10月17日確認)。
AppCleanerは、Macのアプリをきちんとアンインストールするための最もシンプルな方法の1つです。アプリをウインドウにドロップすると関連ファイルが見つかり、ボタン1つで削除できます。無料で、それ以外のことは何もしません。その割り切りこそが強みです。MoreRoomにもアンインストーラはありますが、ストレージマネージャの中の機能の1つです。アプリのアンインストールだけが目的なら、AppCleanerは良い選択で、MoreRoomは必要ありません。
それぞれのアプリの概要
AppCleanerは、FreeMacSoftが開発したアプリで、不要なアプリを徹底的にアンインストールできる小さなアプリケーションだと自らを紹介しています。アプリをインストールすると、小さなファイルがシステムのあちこちに散らばります。AppCleanerはそれらを見つけ、アプリと一緒に削除できるようにします。2026年10月時点で、FreeMacSoftはmacOS 15以降向けにバージョン3.7、macOS 10.14〜15.6向けにバージョン3.6.8、macOS 10.10〜10.13向けに古いビルドを提供しています。無料でダウンロードでき、サイトには寄付のリンクがあります。
MoreRoomは、Yando Pte. Ltd.が開発した、macOS 15 Sequoia以降に対応するネイティブなmacOS用ストレージマネージャです。ディスク全体をスキャンしてツリーマップ、リング、リストで表示し、「システムデータ」を解説します。容量を大量に使うことで知られる249種類のデータを認識して「安全に削除可能」または「先に確認」のバッジを付け、残りのファイルも見つけるアプリのアンインストーラも備えています。アプリを1つずつアンインストールするのは無料で、Proでは複数をまとめて削除できます。
AppCleanerが優れている点
- 無料で、アップグレードも不要。 すべての機能を無料で使えます。
- シンプル。 アプリをウインドウにドラッグし、確認して、削除するだけ。覚えることはほとんどありません。
- 古いMacにも対応。 FreeMacSoftはmacOS 10.10から15.6までのバージョンを提供し続けています。MoreRoomにはmacOS 15 Sequoiaが必要です。
- 小さく、目的が1つ。 アンインストーラだけが欲しいなら、専用のツールのほうがわかりやすいでしょう。
MoreRoomが優れている点
- アンインストーラは全体像の一部。 ディスクがいっぱいになる主な原因は、アプリではないことがよくあります。MoreRoomは「システムデータ」、開発用のキャッシュ、シミュレータ、Docker、ローカルAIモデル、iCloudのダウンロードなど、それ以外のものもすべて表示し、各項目が何なのかを説明します。
- まずゴミ箱へ、取り消し可能。 アンインストールしたアプリとその残りのファイルはまずゴミ箱に入り、取り消すこともできます。
- アプリの大きなデータを説明。 アンインストールだけでなく、MoreRoomのルールは、アプリやツールが決まった場所に保存する大きなフォルダを認識し、「安全に削除可能」または「先に確認」のラベルを付けます。これらはフォルダ辞典で確認できます。
- 複数のアプリをまとめて(Pro)。 Proでは、コレクターや目標モードに加えて、複数のアプリを選んでまとめてアンインストールできます。
- 独自のアンインストールコマンドを持つツールに対応。 Homebrewの古いダウンロードやRustのツールチェーンなどについては、MoreRoomはフォルダを削除する代わりにそのツール自身のコマンド(たとえば
brew cleanup --prune=allやrustup toolchain uninstall)を使い、元に戻せない手順であることを表示します。 - ストレージの推移を記録。 ストレージ天気(30日間の履歴と予測)、任意の空き容量不足の通知、デスクトップウィジェットは無料です。
もう1つの無料の選択肢
Pearcleanerは、ソースが公開されている無料のアンインストーラ(Apache 2.0とCommons Clause)で、macOS 13以降に対応し、孤立したファイルの検索、Finder拡張機能、コマンドラインといった機能を備えています。ただし2026年10月時点で、開発者はプロジェクトを保留中としており、2025年末以降は開発がほぼ止まっています。使う前にGitHubのページを確認してください。
どちらを選ぶべき?
AppCleanerがおすすめなのは…
- アプリをきれいにアンインストールしたいだけの場合
- アップグレードのない無料のツールが欲しい場合
- Macで15より古いmacOSを使っている場合
MoreRoomがおすすめなのは…
- アプリの削除だけでなく、ディスクを埋めているものを突き止めたい場合
- 残りのファイルやほかの項目について、安全性のバッジ付きの説明が欲しい場合
- 削除するものすべてに、ゴミ箱と取り消しという安全網が欲しい場合
手作業でアンインストールする
アプリは手作業でも削除できます。アプリを終了し、/Applicationsからゴミ箱に入れ、~/Library/Application Support、~/Library/Caches、~/Library/Containers、~/Library/Preferencesにあるそのアプリのフォルダを探します。バックグラウンドで動作するアプリは、~/Library/LaunchAgentsや/Library/LaunchAgentsにもファイルを置いている場合があります。アンインストールしたアプリのものだと明らかなファイルだけを削除し、見覚えのないものには手を付けないでください。独自のアンインストーラが付属しているアプリもあり、ある場合はそれが最善の方法です。アプリがインストールしたヘルパーやシステム拡張機能まで把握しているからです。ガイド「Macのアプリを完全にアンインストールする方法」では、それぞれの場所と、何を削除しても安全かを説明しています。
ほかの選択肢については、「2026年版 Macのストレージクリーナーのおすすめ」をご覧ください。
よくある質問
AppCleanerは無料ですか?
はい。AppCleanerはFreeMacSoftのWebサイトから無料でダウンロードでき、サイトには寄付のリンクもあります。
AppCleanerはどのバージョンをダウンロードすればいいですか?
2026年10月時点で、FreeMacSoftはmacOS 15以降向けにAppCleaner 3.7、macOS 10.14〜15.6向けに3.6.8、それ以前のシステム向けに古いバージョンを掲載しています。
MoreRoomでアプリを無料でアンインストールできますか?
はい。無料版では、アプリを残りのファイルと一緒に1つずつアンインストールでき、ゴミ箱に入るので取り消しもできます。Proでは複数のアプリをまとめてアンインストールできます。
そもそもアンインストーラは必要ですか?
アプリをゴミ箱にドラッグすればアプリ本体が削除され、通常はそれがサイズの大部分を占めます。ただし、ライブラリフォルダ内の設定、キャッシュ、サポートファイルは残ります。それらを見つけてくれるのがアンインストーラです。保存場所は、Macのアプリを完全にアンインストールする方法のガイドで紹介しています。
出典
- AppCleaner(FreeMacSoft) — 2026年10月17日閲覧